偉人の名言集 知性にも理論にもほもを説得する力はない Grandes citations






人間は何ひとつ創り出そうとせずに、天から与えられたものを毀してばっかりいる

長い長い昼と夜をどこまでも生きていきましょう。そしていつかその時が来たら、おとなしく死んでいきましょう。

私達の仕事で大事なものは、私が空想していた名声とか光栄とかではなくて、実は忍耐力だということがわかったの、得心が行ったの。自らの十字架を負うすべを知りただ信ぜよ、だわ。私は信じているからそう辛いこともないし、自分の使命を思うと人生も怖くないわ。

いやいや彼女の欲しいのは、同じ愛といっても自分の全身全霊を、魂のありったけ理性のありったけを、ぎゅっと引っつかんでくれるような愛、自分に思想を、生活の方向を与えてくれるような愛、自分の老い衰えてゆく血潮を温めてくれるような愛なのだ。

そして二人とも、旅の終りまではまだまだはるかに遠いこと、いちばん複雑な困難な途がまだやっと始まったばかりなことを、はっきりと覚るのだった。

意味ですって・・・いま雪が降っている、それに何の意味があります?

あんたは芝居なんか見ないで、せいぜい自分を眺めたほうがよくってよ。

人類は、この地上で達しうる限りの、最高の真実、最高の幸福を目指して進んでいる

こんな些細なことが、なぜもっと早くわからなかったんだろう? みどり色の光の輪も、もの影も、いやコオロギまでが、けらけら笑って、呆れているみたいだ。

あらゆる人道的な学問のなかでもっとも堅固で生命のあるのは、いうまでもなくキリストの教えだ。だが見給え、それですらいかに解釈がまちまちであることか。ある連中はすべて隣人を愛せよと教える。しかも兵隊と犯罪者と狂人は例外とする。すなわち第一の者は戦争で殺してもいいとし、第二の者は隔離し或いは死刑にしていいとし、第三の者には結婚を禁ずる。

人類文化は生存競争や自然淘汰の勢を殺いだし、また現にそれを零に近づけようとしている。そこで弱者の急激な増加となり、彼らが強者を圧倒することにもなるんだ。

真理は彼に不要だった、求めもしなかった。彼の良心は悪徳と嘘とに呪縛されて、眠り込んでいた。でなければ黙っていた。彼は他国者のように、また別の遊星から傭われて来た人のように、人類の共同生活に参加しなかった。

……真実を求めて人は、二歩前へ出ては一歩さがる。悩みや過失や生の倦怠が、彼らをうしろへ投げもどす。が真実への熱望と不撓の意志とが、前へ前へと駆り立てる。そして誰が知ろう、おそらく彼らはまことの真実に泳ぎつくかもしれないのだ……






待てど暮らせど来ぬ人を

宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬさうな


こはわが少年の日のいとしき小唄なり。
いまは過ぎし日のおさなきどちにこのひとまきをおくらむ。
お花よ、お蝶よ、お駒よ、小春よ。太郎よ、次郎よ、草之助よ。げに御身たちはわがつたなき草笛の最初のききてなりき。


どんなにおなかがひもぢうても
日本の子供はなきませぬ。
ないてゐるのは涙です。


ありのすさびに
花をつみてつがねたれど
おくらむひともなければ
こころいとしづかなり。
されどなほすてもかねつつ
ゆふべの鐘をかぞへぬ。


ふたりはかきぬ。
「しらぬこと」

ふたりはかきぬ。
「よろこび」と

ふたりはかきぬ。
「さよなら」と。


一体世の中に、何故? ときかれて、何となればと答の出来る様なことは、ごくつまらない事に違ひない。


いつか忘れてゐた言葉
あなたが拾つてもつてゐた
いくねんまへの
春だつた


ひもじいと言つては人間の恥でせうか。
垣根に添うた 小徑をゆきかへる私は
決して惡漢のたぐひではありません
よその厨からもれる味噌汁の匂が戀しいのです。


いい年をしてホームシツクでもありますまい。
だが、泥棒でさへどうかすると故郷を見にゆきます。
生れた故郷が戀しいからではありません
人生があまりに寂しいからです。




葉隠、江戸時代に、肥前国佐賀鍋島藩士の山本常朝が口述、田代陣基が筆録しました。


全十一巻構成です。かなり分量があるので、一巻と二巻だけでも読めば良いかと。

勿論、お気に召したら全部読めば良いと思う。

生と死がある場合、まずは死を選ぶ。死を選ぶことによって最も良い結果が得られる。


七生迄も鍋島侍に生れ出で、國を治め申すべき覺悟、膽に染み罷在るまでに候。


幻はマボロシと訓むなり。天竺にては術師の事を幻出師と云ふ。世界は皆からくり人形なり。幻の字を用ひるなり。


喰ふか喰ふまいかと思ふものは喰はぬがよし、死なうか生きようかと思ふ時は死したがよし


芸は身を助くると云ふは、他方の侍の事なり。御当家の侍は、芸は身を亡ぼすなり。何にても一芸これある者は芸者なり、侍にあらず。


少し理屈などを合点したる者は、やがて高慢して、一ふり者と云はれては悦び、我今の世間に合はぬ生れつきなどと云ひて、我が上あらじと思ふは、天罰あるべきなり。


世に教訓をする人は多し、教訓を悦ぶ人はすくなし。まして教訓に従ふ人は稀なり。


端的只今の一念より外はこれなく候。一念一念と重ねて一生なり。


人間一生誠に纔の事なり。好いた事をして暮すべきなり。夢の間の世の中に、すかぬ事ばかりして苦を見て暮すは愚なることなり。


徳ある人は、胸中にゆるりとしたる所がありて、物毎いそがしきことなし。小人は、静かなる所なく当り合ひ候て、がたつき廻り候なり。




Fashion is architecture. It is a matter of proportions.

Fashion fades, only style remains the same.

In order to be irreplaceable one must always be different.

Nothing is ugly as long as it is alive.

As long as you know that most men are like children, you know everything.

The best colour in the whole world is the one that looks good on you.




人の心はその秘めたる思いを、
うらはらなる姿の下にかくすものなり。
悲しみはこれをにこやかなる顔の下に、
喜びはこれをかなしげなる姿の下に。

このページのトップヘ